年賀状をやめたくなったら…宣言の方法と例文

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年賀状をやめたくなったら…宣言の方法と例文

「来年から年賀状を出すのやめます」
こんな内容の通知を、ぽつりぽつりと見かけるようになりました。

たしかに、年賀状を送るとなると、年賀はがき代のほか、業者に頼むと10枚でも数千円、自作するとプリンターのインク代などもばかになりませんし、それなりに時間もかかります。

また、学校の先生や友人、辞めた会社の同僚など惰性で毎年出し続けている人はいませんか?

あれって、単に相手が「パソコンの住所録に登録している住所全部に出している」という場合も考えられますよね。
それに返信することで、また翌年も送られてくる…なんだか年賀状本来の意味がわからなくなってきますね。。

「今年は会えたらいいね」とか「またお茶しましょう~☆」といった内容だけで毎年終わる“年賀状だけの関係”という相手もけっこう多かったりして・・・

「もうそんな年賀状だけの間柄は終わりにしたい!」と考えてはいても、なんとなくやめられない年賀状。

やめるにはどうしたらいいの??「文面」「高齢の場合」「断り方」などをまとめてみました!

年賀状辞退の通知をする

年賀状をやめるには?

インターネットで検索してみると、「自然消滅」「フェードアウト」という言葉も多々出てきますが、何の連絡も無しに急にやめてしまうのは極力避けましょう。

今までやり取りしていた相手側が悲しく思ったり、困惑してしまいます。「何かあったのかな?」と心配になって余計な詮索をさせてしまうかも知れません。

年賀状辞退のお知らせ(宣言)は、はがきでもメールでも電話でもかまわないので、都合のいい手段で行います。その際は、下記の点に気をつけるようにしましょう。

  • 12月初旬までに伝える(相手が年賀状を準備する前に伝える)
  • 「あなただけではなく全員に出さない」ということを理解してもらう
  • 「今後もお付き合いを希望している」ことを含め、縁を切りたいという意味ではないことを伝える

年賀状をやめるタイミング

高齢以外の理由では、「やめたい!」と思ったその勢いで決行する人がほとんどです。

職場が変わったり、引越しをしたり…といった転機をきっかけに 人間関係もがらりと変わることがあります。これも「やめ時」です。

また、喪中はがきを出した翌年、届く年賀状の数が少ないと感じたことはありませんか?

これは、相手が「その年届いた年賀状を、来年、年賀状を送る人リスト」 として管理している場合が多いからです。 そのため、喪中で年賀状が届かなかった人には翌年出しません。 こうして喪中をきっかけに、年賀状をやめるケースもあるようです。

通知する時期としては、相手が年賀状を準備しだす前(12月初旬までに)がベストです。 年明けに寒中見舞いとして出しても差し支えありません。

高齢を理由に辞退する場合

年賀状は、寒い時期にはがきを買いに出掛けたり、1枚ずつ宛名を書いたり、それなりの労力が必要です。 それでなくとも12月は「師走」と書くぐらい気忙しい時期です。

年賀状の辞退については、高齢を理由にするケースがほとんどですので、 先方にも納得してもらいやすいでしょう。 それ以外のケースでは、「諸事情のため」でも問題ありません。

また、最近は本人が入院している、施設に入所する等の理由で 娘や息子が代筆するケースも多く見受けられます。

代筆する際は、相手にあらぬ心配をかけないようはっきり「高齢のため」と記し、 病気の場合も心配をかけないよう病状にはあまり触れない方が無難だと思われます。

2020年には日本の人口の3人に1人が高齢者になると推計されています。 高齢を理由に、来年から年賀状を辞退するというケースは今後も増えていくでしょう。

例文

【一般・1】
大変勝手ながら、本年より年賀状をどなた様へもお送りしないことにいたしました。
今後はメールやお電話などでご連絡させていただければ幸いです。
これからも変わらぬお付き合いをどうぞよろしくお願いいたします。
【一般・2】
諸事情により、どなた様にも年賀状は今年限りとさせていただくことにしました。
勝手ではございますが、これからもどうぞ変わらぬお付き合いを
よろしくお願いいたします。
【高齢・1】
私もよる年波には勝てず、毎年の年賀状をしたためることが
難しくなってまいりましたので、来年度から年始のご挨拶を
控えさせていただこうと考えております。
誠に勝手ではございますが、今後も変わらぬお付き合いをいただければ幸いです。
皆様のご健康とご繁栄を心よりお祈り申し上げます。
【高齢・2】
拝啓 向寒の候、お変わりなくお過ごしのことと存じます。
長年にわたりいただいておりました年始のご挨拶ですが、
寄る年波を感じるに至り、どなた様にも今後、控えさせていただきたく存じます。
誠に勝手ではございますが、これからも変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします。
【高齢・3】
毎年皆様からの年賀状を楽しみにしておりましたが、
寄る年波には勝てず、皆様に年賀状を差し上げるのは
本年をもちまして最後にしたいと思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
【代筆する場合・1】
毎年いただいている年賀状についてでございますが、
母も××歳と高齢になり、手元が覚束なくなってまいりました。
今後年始のご挨拶については不義理をさせていただきたく誠に勝手ではありますが、
なにとぞご了承賜りますようお願い申し上げます。
本人は、穏やかに過ごしておりますので、どうぞご休心ください
まだまだ寒い日が続きますが、ご自愛くださいますようお祈り申し上げます。
(本人氏名・代筆者氏名・本人との関係)
(代筆者の連絡先)
【代筆する場合・2】
長年にわたり年賀状を頂戴しております母でございますが、
寄る年波には勝てず、今後のご挨拶につきましては控えさせていただこうと考えております。
勝手を申しますが、どうか御了承いただけますようお願い申し上げます。
母は穏やかな日々を過ごしております。
皆様のご健康とご繁栄を心からお祈りいたします。
(本人氏名・代筆者氏名・本人との関係)
(代筆者の連絡先)
【寒中見舞い】
寒中お見舞い申し上げます。
皆様よき新年をお迎えのことと存じます。
年頭のご挨拶を失礼いたしましたことお詫びいたします。
今年から、どなた様へも年賀状をお送りしないことにいたしました。
勝手を申しますが、何とぞご了承くださいますようお願い申し上げます。
また、今後とも変わらぬお付き合いをいただけると幸いです。
まだまだ寒い日が続きますが、ご自愛くださいませ。

親しい友だちなら、もっとくだけた表現でもいいですね。

また、年賀状もやめて、付き合いもやめたい相手には、最後の一文を 「今後も皆様お元気でお過ごしくださいますよう お祈り申し上げます」等に 変えてもいいでしょう。 テンプレートぽくなってしまっても、最後は相手の健康や幸せをお祈りする旨 加えて締めるほうが無難です。 後腐れ無くやめられるようにしましょう。

年賀状辞退の通知を受け取ったら?

急に「年賀状をやめる」という通知をもらったら、びっくりしますよね。 けれど、相手の環境や心情をよく理解してあげた上で、対応しましょう。

特に何も返信しなくても問題ありません。 相手はそういったやり取りが(あなた宛てに限らず)むずかしい状況なので 辞退すると伝えてきています。 相手に心の負荷を掛けないよう、ただ来年の年賀状を送らないようにすることが正解です。

それでも何らかの返信をしたい場合は、 メールや、松の内が明けてから「寒中見舞い」等の“季節の便り”として 了解の旨、お返事を送られてはいかがでしょうか。

ポイントは、「了承した旨」と一言添える程度にすること。相手からの返礼は期待しないようにしましょう。

「年賀状送ってもいい?」と聞かれたら

ある程度の年齢になると、年賀状を送り合う相手は決まってきますが、 長い人生の中では、新たに「年賀状出したいから住所教えて!」と言われる機会も 今後出てくると思います。

特にお子さんがいる家庭では、幼稚園や学校などで避けて通れないのが「子どもの年賀状」。 子ども同士で出す分には、日本の文化を知る機会にもなって賛成!という人も多いです。

しかしママ友やPTAで一緒になったらお母さんから「住所教えて!」と聞かれることも。 そう言われたら自然とこちらも出さなくてはならないということになりますよね。 一度出しても翌年クラスが変われば遊ばなくなったりして、やめ時にも悩みます。

もし断るのであれば、こんな断り方はどうでしょうか?

  • 「うちの家、年賀状はやってないから、ゴメンネ!」
  • 「年賀状は出してないんだよね、うちはメールで送ることにしていて…。よかったらアドレス教えてくれる?」
  • 「ごめんなさい、今年は喪中なので…」

相手には何の敵意もありません。
あくまで明るく断るようにしましょう。

まとめ

近年ではSNSの普及により周囲の近況は、手軽に知ることができるようになりました。 昔からずっと続いてきた年賀状という文化も、根本には、 相手とつながっていたい気持ちがあるのだと思います。

大切なのは、自分がその相手とつながっていたいかどうか。 その気持ちがあれば「年賀状」にこだわらなくてもいいのかも知れません。

よく考えて、決断してくださいね。

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