あなたが出した年賀状はいつ届く?元旦に届けるには?

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あなたが出した年賀状はいつ届く?元旦に届けるには?

お正月、届くのが待ち遠しい年賀状。
子どもの頃は、朝になると率先して郵便受けを見に行っていた…という人も多いのではないでしょうか。

郵便受けに落ちる際の「コトン」という音が楽しみでした。

ところで郵便屋さんが配達に来る日って決まっているのでしょうか?

筆者が子どもの頃は、元日の次は3日に届いていたような…でもいつの間にか2日も配達されるようになって、それで2017年にはまた配達が無くなって…?!

近年は日本郵便もいろいろと事情があるようです。

「1日の次が3日の配達になるなんて、年賀状の意味がない!」
「いつも田舎から帰ってきてから見るので、急いで届けなくてもいいわ」
「お正月なんだし、郵便屋さんも休んでいいよ」

などなど…一般ユーザーからはいろいろな声が出ていますが、皆さんはどうでしょうか?

年賀状たるもの、できることなら元旦に届けたいですよね。
ではいつまでに出せばいいのでしょうか?

日本郵便の配達事情とともに調べてみました!

年賀状を元旦に届けるには?

保管

皆さんは「元旦」の本当の意味をご存知でしょうか?

「元旦」とは、元日の朝を指します。 つまり、1月1日の朝を指しますので、「元旦の午後」とは言いません。
大人でも間違って使っている人がいますので、ぜひ覚えましょう。

12月25日までに差し出した年賀状は、元旦に配達されます。
それ以降に出すと、元旦に届く保証はなくなります。

26日以降でも、市内など、比較的近くの住所に出す場合は、元日に配達される可能性は十分にあります。
しかし日本郵便は基本的には26日以降は元旦配達を約束しておりませんので、届かなくても文句は言えません。

例年、11月初旬に年賀はがきが全国一斉発売されます。
そして、12月15日頃から引き受けが始まります。(郵便ポストに年賀状専用の投函口が付くのもこの頃)

急ぎ過ぎて、この引受け開始日以前に投函してしまうと、通常のはがきと同様に配達されてしまうので、注意が必要です。

これらの時期も、年賀状を期限までに投函するために大切なポイントなので、ぜひ押さえておきましょう。

各日程の目安(例年の傾向にもとづく予想)
・年賀はがきの発売日:11月1日
・年賀状の引受け開始:12月15日
・元旦までに届く差出期限:12月25日

筆者は高校生の頃、大晦日の夜に友だちと集まって、クラスメートの家に直接年賀状を投函して回った…というエピソードがあります。
今となっては良い想い出ですが、寒いし眠たいし疲れるし…ということで、よほど元気じゃないとオススメしません…(もちろん夜中に学生が出歩くのも良いことではありません)

どうしても元旦に届けたいときは、奥の手として直接投函しに行く!のもアリかも知れませんが、年賀状は、本来、直接顔を合わせて挨拶ができない相手に送るものです。
基本的には郵便屋さんに托し、配達はお任せしたほうが良いと思います!(正月早々風邪をひいてはいけませんしね)

年賀状はいつ配達される?

元日はだいたい朝8時頃から正午までに配達されます。
3日以降は、10時頃から18時頃に配達されます。(※配達時間は目安です)

元日の配達時間については、以前は午前10時頃にはその日届く分がすべて配達されていましたが、人員削減などにより「正午」まで(午前中)に配達されるよう体制が変更となったようです。

同じように、1月2日の配達についても2004年までは配達はお休みの日でしたが、そのあと2005年に郵政公社化に伴って配達する日となりました。
ところが2017年になると、再び取りやめとなりました。
年賀状の数がピークから大幅に減少したうえ人件費が上昇しているためだそうです。
元日に配達しきれない分は3日に回されます。

※ゆうパックなど、年賀状以外の郵便物については上記と異なります。

世間的には3が日を過ぎると、お正月気分が少し落ち着いてきます。
年賀状を出すなら、なるべく3日までに相手に届けたいですね。

1月1日に投函した年賀状はいつ届く?

配達日程

年明けの1月1日に出した年賀状は、4日以降に配達される可能性が高くなります。
2日は休配日、3日は12月26日~31日までに出された年賀状を配達するからです。

管轄の郵便局の規模にもよりますので、一概には言えませんが、遅く出すほど、配達も遅れていきます。
出していなかった人から年賀状が届いたときは、できるだけ早く返事を出すようにしましょう。

年賀状も、追加料金を払って速達で出すこともできますが、「速達」のスタンプが押されることで、相手にも速達で送っていることがわかってしまいます。
それを良しとするか否かは相手次第です。
やはり出してない人から届いて慌てることのないように、しっかり準備しておきましょう。

また、松の内が明けてから、「寒中見舞い」として送るという方法もあります。
松の内とは、門松を飾っておく期間のことを指します。
つまり、お正月といわれる期間=年賀状を送り合う期間とも言います。

松の内は、一般的に、関東地方で1月7日まで、関西地方では15日までとされています。
地域によって多少の差があり、10日までとするところもあるそうです。

※1月8日以降に差し出した年賀状は、すべて消印が押されます。

年賀状の集荷時間

ポストに投函した場合は、そのポストの側面に「取集時刻」が書かれています。
平日、土曜日、休日という表記がある地域なら、毎日集荷が行われています。(つまり、1月2日も、配達はありませんが集荷は行われます。)

ちなみに、「土曜日」の表記が無くて、「平日」「休日」となっている場合は、土曜日は平日扱いとなるため「平日」の時刻を見てください。

年賀状を出すのが12月25日以降になってしまい、もう元旦には間に合わないけれど、それでもできるだけ早く届けたいという場合は、郵便局へ行き、直接受付窓口に出すのが一番の方法です。
窓口は、ほとんどの郵便局で平日の昼間しか空いていませんので、持ち込む際は営業時間に気を付けてくださいね。

また、皆さんの周りで年賀状の束を輪ゴムで留めて投函する人はいませんか?
実は輪ゴムでまとめていると、郵便屋さんがとっても助かります。

「市内に送るもの」「市外に送るもの」で分けて、輪ゴムでまとめて投函する(または窓口に持って行く)のが理想的な年賀状の出し方なのだそう。
さらにハガキの向きが揃えてあるとベストなんだとか。

輪ゴムでまとめることにより、
・年賀状とその他の郵便物が混ざらない
・機械での分別作業をする際の下準備が省ける
という(郵便局で働く人にとっての)メリットがあります。

差し出す側には何のメリットもありませんし、輪ゴムで留めていなくてもきちんと届け先に配達してくれます。
でも、年末年始、私たちの年賀状を届けるため、身を粉にしてがんばってくれている郵便屋さんのことを考えて、ぜひ、ひと手間かけてあげましょう。

年賀状をつくる時間が無いよ!

ゆっくり作っている時間が無い!という人には、ネット注文が便利です。

年賀状印刷は、パソコンやスマートフォンから注文することができます。
投函まで代行してくれるお店もあるので、インターネットができる場所であれば、どこにいても指先ひとつで完結させることができるのです。

宛名印刷に使う住所録データも、最初は作るのが大変かも知れませんが、一度作成しておけば、翌年以降も繰り返し使えます。

いざ注文!
日中は仕事で忙しいという人は、ランチの合間にスマホから…
子どもがまだ小さくて自分の時間も取れないという人は、子どもが寝静まってから…
カンタンなものならほんの10分程度で注文完了までできてしまいます。

写真を配置したり、スタンプが押せたり、好きなメッセージを印刷できるものもあります。
デザインもクオリティが高いものが多く、時間が無くてもそれなりにカッコいい年賀状を作ることができます。
本当に便利な世の中になりました^^

オススメの年賀状印刷受付サイト

挨拶状ドットコム年賀状

こちらのお店では年が明けても年賀状を買うことができます。(2018年現在)
ですので、お正月に届いたものへの返信も間に合います!

(※営業日については2018年の情報です。変更される場合がありますので、詳細は直接お店にお問合せください。)

まとめ

年賀状以外にもたくさんの荷物を抱えながら、お正月の間も年中無休で配達してくれる郵便屋さん。
配達のタイミングはいろいろですが、事情がわかれば納得です。

まだかな、まだかな…と届くのをワクワクしながら待ってくれている相手のことを思い浮かべながら、今年こそは、早めに準備して、ゆっくりお正月を迎えましょう♪

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